厚生省(当時)は21世紀の保健活動の指針として「健康日本21」を作成しました。
これは増加する生活習慣病のため、平成22(2010)年をめどに数値目標をたて予防に努めようとするもので、その活動の中には学童期からの望ましい生活習慣の確立と生活環境の整備を必要としています。
「健康日本21」では、生涯を通した保健事業の一体的推進として、
- 誕生 母子保健
- 入学 学校保健
- 就職 産業保健
- 退職 老人保健
と、生涯保健体系を一貫した健康管理に統一する理想を掲げています。
学校保健とは、「児童生徒の生きる力を培う」という健康教育の目的のもとに、子どもたちが生涯を通じて健康で安全な生活を送ることができる力を身に付けるため、学校における主に児童生徒の健康に関する教育や管理を行う活動です。
八幡地区の小学校・中学校・高等学校・養護学校等に内科、耳鼻科、眼科の学校医を置き、医師会の学校医会と連携して職務にあたっております。
また、結核及び心臓検診では、医師会が年間スケジュールをたて実施しており、心臓二次検診においては、八幡医師会心臓検診委員会が実施しております。学校保健委員会に参画しております。